外壁塗装や屋根塗装の塗料には、多くの種類があります。塗布する部位や用途、素材によっても異なり、さらに遮熱などの機能を持たせた塗料まで出てきています。色だけでなく、用途に応じた塗料を選ぶようにしましょう。春日井・名古屋・多治見に拠点を置き外壁塗装・防水工事を行う「中部レキセイ」が塗料の種類や選び方について説明します。
5~7年
コストパフォーマンスにすぐれた塗料。価格が安いが、紫外線に弱く、耐用年数は短め。コストを抑えて塗り替えしたいという場合に利用。
7~10年
アクリル系塗料よりもすぐれており、耐久性・防カビ性などが高い。比較的安くコストを抑えられるので導入しやすい。
10~13年
弾性がすぐれているため、塗膜に小さなひび割れ(クラック)が発生したとしても、防水性を保つ。耐用年数も長いので、価格からするとコストパフォーマンスにすぐれている。
13~15年
他の塗料に比べ、耐久性が非常に高い。しかし、汚れやすいという欠点を持つ。耐用年数が長いが、価格はもっとも高価に。
4種類の塗料、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系とありますが、メーカーによっても特徴が違ってきます。また、4種類の中にも機能を持った塗料などあるので、単純に4種類から選べばいいというものではありません。それよりも、選ぶ塗料によって耐用年数などが異なるので、建物のメンテナンスサイクルが違ってくることを理解しましょう。目的を明確にして、どの塗料を選ぶべきかを考えることが大切です。
塗料の特徴を調べるのは大変なので、専門家に相談することがおすすめ。ただ、その時は、次のようなことを確認されるので、どのように考えているのか、優先順位はどこにあるのかといったことを考えておくようにしましょう。
どれぐらいの金額を出せるのか?
屋根、外壁、雨戸など、どこを塗り替えるのか?
断熱、遮熱、防水などの機能を追加するのか?
どのようなイメージにするのか?
塗装だけでなく、気になる場所はあるか?
家計の負担にならないために何年維持させるか?
色は、色相、再度、明度という属性があり、それぞれの違いで、印象が変わってきます。
色の違いのことで、暖色系、寒色系で考えます。暖色系では大きく見えるので存在感があり、寒色系では存在感を薄めることができます。
色の鮮やかさのことで、彩度が低いと地味で落ち着いた色になります。外壁には彩度の高い色が使われることはあまりありません。
明るさのことで、明度の高い色は、軽やかで大きく見え、低いと、重く安定感があるように見えます。
サンプルで見た色の印象と、実際に塗り替えたときの印象が違うことがあります。これは、周囲の色との対比が違うために起きる印象の違いで、周囲の風景との対比で決まります。主な対比には、次のような3つがあります。
同系統の色だと、心理補色が現れることで、外壁の色が目立たなくなってしまいます。
背景よりも外壁の色の彩度が高いと鮮やかに目立つように。逆に低いとくすんで見えます。
背景の明度が低いと、外壁などが明るく見え、逆になると本来の色より暗く見えてしまいます。
実際に外壁塗装の色を選ぶポイントを考えてみましょう。色見本を見て色を選びますが、実際の外壁では大きな面積になるので、少し彩度と明度を落として選ぶのがいいでしょう。外壁はメインカラーになり、屋根やサッシ、雨戸などはサブカラーになるので、これらの色相・彩度・明度を合わせることで、全体の統一感が出てきます。
これらがバラバラになると、サブカラーのインパクトが強くなりすぎます。また、色選びは、好みではなく、周囲の建物や背景とマッチするかどうかで判断しましょう。塗ってから、景観に合わないということになるのは避けたいものです。
中部レキセイは色選びをしっかりサポート!
中部レキセイには、色の組み合わせ方や選び方をお客様にご提案できるように、色彩能力検定2級を保持したスタッフが在籍しております。色そのものを考えると難しくなってしまうかもしれませんので、まずは自分がどんなイメージの家にしたいかお伝えください。 それぞれの色には異なった印象がありますので、お伝えいただいたイメージをもとに色のご提案致します。
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